スポルティングCPに所属する日本代表MF守田英正が2試合連続のゴールを決めて、サンタ・クララに所属する田川亨介との日本人対決を制した。
■日本人対決
プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)第9節サンタ・クララ対スポルティングが現地時間10月8日に行われ、アウェイのスポルティングが2−1の勝利を収めた。スポルティングでは守田が5試合連続のスタメン出場。サンタ・クララの田川は後半頭からの出場となり、日本人対決が実現した。
先制点が決まったのは前半29分。スポルティングFWマーカス・エドワーズがドリブルからペナルティエリア左で左足のシュートを放つ。これをGKガブリエル・バチスタが防ぐが、こぼれ球を守田がへディングで押し込み、先制。守田にとってサンタ・クララは古巣のため、ゴール直後、笑顔を見せることなく静かにチームメイトと祝福した。前節に移籍後初ゴールを決めていた守田は、これで2試合連続のゴールとなった。
守田についてSNS上では「相変わらず守田だな」や「守田選手はこのチームの王様だ」などの声があがり、さらには「これは攻田英正」と守田の「守」の字をモジって攻撃に貢献した守田を称えているファンもいた。
試合終了間際の後半45分、右CKのこぼれ球をペナルティエリア外の左寄りの位置でヌーノ・サントスが左足のシュート。サンタ・クララGKバチスタは弾くも、勢いが勝ってボールはゴール左に決まった。
スポルティングが2点のリードを広げたが、最後にサンタ・クララが一矢報いる。後半アディショナルタイム、ブルーノ・メッシのスルーパスに抜け出した田川が、GKが飛び出してきたのを見てボールを浮かせてゴールネットを揺らした。田川にとって、これが今季初ゴールとなった。試合はこのまま終了。日本人対決は守田に軍配が上がった。