ヨーロッパの強豪国同士による試合は壮絶な乱打戦となった。
■ドイツが2点を先行
9月26日、UEFAネーションズリーグ(UNL)のリーグA・グループ3最終節でイングランド代表とドイツ代表が激突した。
まずはイングランドに大きな決定機。裏に抜け出したラヒーム・スターリングがペナルティエリア内で巧みに切り返し、シュートを放つ。しかしGKテア・シュテーゲンのファインセーブに遭い、先制点とはならず。
ドイツがボールを保持しつつ、イングランドがカウンターから隙を伺う展開で試合は進んでいき、前半は0-0で終了した。
迎えた後半は開始早々にスコアが動く。50分にジャマル・ムシアラがエリア内でハリー・マグワイアに倒されてPK獲得。これをイルカイ・ギュンドアンが右下に沈めてドイツが先制した。
リードを奪ったアウェイチームは追加点を奪取する。67分、カウンターの流れから左ハーフスペースで持ったティモ・ヴェルナーが中央に少し運んで、右ハーフスペースのカイ・ハヴァーツにパス。フリーのハヴァーツはペナルティアーク付近でワントラップして左足を振り抜くと、ボールはゴール左上に突き刺った。このスーパーミドルにより、スコアは0-2となっている。