■9月17日/ベルギー1部第9節 セルクル・ブリュージュ 2ー2 オーステンデ
9月17日、ベルギー1部第9節の試合が各地で行われ、サッカー日本代表FW上田綺世が所属するセルクル・ブリュージュはオーステンデをホームに迎えた。
上田綺世が、ついに“らしいゴール”を決めた。前半38分にFWケビン・デンキーが先制ゴールを決めて1点リードとした前半44分、上田が追加点を奪った。
右サイドでMFディノ・ホティッチが相手に体を寄せられながらもボールをキープ。そして、中央を上がってきたMFファン・デル・ブルッヘンにパスを出す。ベルギー人MFがボールを持つや、ペナルティエリア内にいた上田は指でパスを指示。その瞬間に、ゴールに向かって右側のスペースに走り出す。
タイミングよくスルーパスも出てきたことで、相手DF2人を置き去りにすることに成功。相手GKが前に出たことでシュートコースはなかったが、そこはJリーグの点取り屋だ。タイミングをズラした技ありのシュートで、GKの横を転がしてゴールネットを揺らしたのだ。上田にとってベルギー2点目は、完璧な裏抜けによる“らしいゴール”となった。
チームは2点をリードして前半を折り返したものの、後半31分に失点。さらに、直後にPKで同点弾を献上してしまう。結局スコアは2-2で試合終了。勝利とはならなかった。