「GKクルトワから23本のパス」をつないでゴール! レアル・マドリードがセルティック戦で決めた「超チームワークゴール」に再脚光の画像
セルティック戦で先制点を決めたヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード) 写真:ロイター/アフロ

 チャンピオンズリーグ(CL)の公式ツイッターが、開幕節で決まった2つの素晴らしい得点を紹介。動画内では、レアル・マドリードセルティック戦で決めたゴールにスポットライトが当てられた。

■11人全員がボールにタッチ

 マドリードは9月6日に行われたCLのグループF開幕節でセルティックと対戦した。

 試合序盤こそ日本代表MF旗手怜央たち擁するスコットランド王者に押され気味だったものの、徐々にスペイン王者がゲームを支配。高レベルな個の能力を見せつけてプレッシングをかわしていき、セルティックゴールに迫っていった。

 0-0で折り返すと、56分に待望の先制点が生まれる。右サイドを縦に運んだフェデリコ・バルベルデがGKとDFの間にクロスを入れると、ここにヴィニシウス・ジュニオールが走り込んでワンタッチシュート。丁寧に枠の右下を狙いすまし、見事にリードを奪った。

 実はこのゴール、GKティボー・クルトワから23本ものパスを連続でつないで決めたもの。手でボールを持ったクルトワが54分47秒にダニ・カルバハルへスローイングすると、そこから丁寧につないで前進する。一旦ボールを後方に戻して自陣右サイドで奪われそうになったものの、これをルカ・モドリッチのロングボールで脱出すると、バルベルデがエデン・アザールとのパス交換から敵陣を突破。最終的にクロスまで持って行って得点が生まれている。

 ネットが揺れたのは55分49秒。11人全員がボールに触れ、実に60秒以上ボールを奪われることなくパスをつなぎ続けてのゴールだったのだ。

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