セルティックに所属する日本代表FW前田大然がついに今季初ゴールを記録。チームのカップ戦ベスト8進出に貢献した。
■今季初ゴール
現地時間8月31日、スコティッシュリーグカップ2回戦のロスカウンティーセルティックが行われ、アウェイのセルティックが4−1の勝利を収めた。セルティックでは前田大然がスタメン出場し、この試合で日本人唯一の出場となった。
先制点が生まれたのは前半21分。左CKからカラム・マグレガーがニアで合わせてゴールネットを揺らした。続く25分、ペナルティアークでボールを受けたギオルゴス・ギアクマキスが切り返しで相手をかわして左足でゴールを決め、追加点を挙げた。
セルティックの2点リードで前半を折り返すが、68分にセルティックが失点。リードが縮まった状況で、前田のゴールが生まれた。73分、マグレガーが放ったミドルシュートが相手GKに阻まれるも、シュートとともにすでに動いていたのが前田だった。ボールが弾かれるや、一瞬のスピードで相手DFよりも前に出ると、右足でプッシュ。ゴールネットを揺らして歓喜をもたらした。
今季ここまでリーグ戦4アシストを記録していた前田だったが、公式戦でのゴールはまだなかった。相手GKが弾く可能性を予期して味方のシュートとともにすでに始めていた動き出しはストライカーそのもので、リーグ戦でのゴールにも期待がかかる。