サッカー日本代表・中山雄太が「豪快ヘディングゴール」でイングランド初得点! 相手DFの視野から消えた「走り込み先制弾」でハダースフィールドの開幕から続く連敗を止める!の画像
イングランド2部で初ゴールを決めたハダースフィールドDF中山雄太 写真:REX/アフロ

■8月13日/チャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)第3節 ハダースフィールド・タウンFC 3-1 ストーク

 8月13日、イングランド2部に相当するチャンピオンシップ第3節の試合が各地で行われ、サッカー日本代表中山雄太が所属するハダースフィールドはホームにストークを迎えて対戦。中山が移籍後初ゴールを決めた。

 リーグ戦で開幕2連敗を喫する苦しい状況で、中山が貴重な先制弾を決めた。3バックの左CBとして初先発を飾ると、前半40分に最大の見せ場がやってくる。ホームチームが得た右コーナーキック。中山は、ゴール前に密集する両チームの選手からやや距離を置いて、ペナルティアーク中央との間にポジションを取る。

 味方MFソーバ・トーマスが蹴った右足のボールは、鋭さとは異なった球種でゴールから逃げるようにファーに向かう。そこに走り込んだのが中山だ。相手選手からすれば視野から消えた状態で大外をスプリントした日本代表が、落下点を捉えると思い切りジャンプ。相手DFがクリアしようとジャンプするもかなわず落ちてきたボールを、頭で合わせたのだ。

 勢いのついたボールは相手GKから見て正面の上ではあったものの、反応が間に合わない。ゴールネット中央を強く揺らして見せた。イングランド2部で初めての得点が、貴重な先制弾となった。

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