■8月13日/ブンデスリーガ第2節 ヘルタ 1ー1 フランフクフルト
ブンデスリーガ第2節が各地で行われ、サッカー日本代表のMF鎌田大地とサッカー元日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトがヘルタと対戦。鎌田はリーグ戦で今季先発すると、貴重な同点弾を決めた。
敵地で開始わずか3分に失点。1点ビハインドで前半を折り返したチームを救ったのは、鎌田の冷静さだった。
後半3分、FWムアニがボールを持って左サイドを前進。ペナルティエリアに侵入する瞬間、自らシュートという選択肢もあった中で、選択したのはパスを中に入れることだった。相手DF3人が必死に戻ったものの、グラウンダーでコントロールされたボールはその間をすり抜けるようにしてゴール右側前方に。そこに走り込んだのが鎌田だ。
この日本代表アタッカーはムアニよりもゴールから遠い位置にいたが、迷わず右足でダイレクトシュート。重心をムアニ側から鎌田側に移動しようとする相手GKも届かないゴール右下に流し込んだのだ。冷静にコースを射抜いた貴重な同点弾だった。
手を広げて喜ぶ鎌田は、アシストしたムアニにハグをして感謝。さらにサポーターに向けて力強くガッツポーズをしてみせた。