J1リーグの鹿島アントラーズは8月8日、岩政大樹コーチがレネ・ヴァイラー監督の後任として新監督に就任することを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。
■公式を通して熱い想い
8月7日、鹿島は公式サイトを通して「フットボールにおける現状と今後の方向性について協議した結果、双方合意のもと契約を解除することとなりましたので、お知らせいたします」とヴァイラー監督の解任を正式に発表した。さらにドラガン・ムルジャコーチ、マヌエル・クレクラーフィジカルコーチの退任も合わせて発表している。
さらに翌日、後任として岩政コーチの新監督就任を発表している。クラブ公式サイトを通して岩政監督は「鹿島アントラーズの監督という仕事は、確かに私の心に志していた未来でしたが、まさかこれほど早くとは想像もしていませんでした」と、このタイミングでの就任に驚きを示した。
さらに岩政監督は「不安や恐れがないかと言ったら、それは嘘になります。ただ、今この状況で、自分にしかできないことがあるとも感じています。そして何より、うちの誇れる選手たち、サポーター、そしてクラブを救いたい。輝かせたい。そう心が傾いたら、悩むことは何も無くなりました。アントラーズは勝たなければならないクラブです。今年も残るすべての試合に勝ち、タイトル獲得を全力で目指していきます」とサポーターの心に刺さる熱い想いを言葉にした。
鹿島の公式ツイッターは新監督就任を岩政監督の4枚の写真とともに発表。この投稿には発表から1時間足らずで4000以上のいいねがついており、「鹿島を鹿嶋をカシマを頼みます」や「岩政新監督に期待してます」など反響が大きい。