■DF陣の評価は?

 香港戦と韓国戦でフル出場した畠中槙之輔はB。無失点勝利には貢献したものの、初戦の前半でらしくないミスが見られた。同じく横浜F・マリノスから選出された小池龍太はDF陣で最高評価のAに。攻撃時に高い位置を取るためその背後を使われるシーンはあったものの、そのリスクを上回るほどのパフォーマンスを180分間披露した。

 佐々木翔は中国戦で物足りないパフォーマンスに終わったものの、韓国戦で貴重な追加点を上げて勝利に貢献。守備でもおおむね安定感を見せたためB+となった。

 香港戦でハーフタイムまでプレーし、韓国戦でフル出場した谷口彰悟もB+。出足の速い潰しでライン間での自由を与えなかった。無失点勝利に導いて大会のベストDFに選出された。同じく川崎フロンターレから選出された山根視来は香港戦のみの出場に終わったが、さすがの安定感を見せてB+としている。
 
 中国戦でフル出場した中谷進之介荒木隼人はともにB評価。また、香港戦でフル出場、中国戦で62分から入った杉岡大暉もB評価に。そして、香港戦での約20分間の出場に留まった大南拓磨は良さを発揮できず。この短時間で結果を残すのはかなり難しいため、少し厳しい評価にはなるがB-とした。

PHOTO GALLERY ■【図表】谷口彰悟やGK3人組の「評価」は? 日本代表、E-1出場「GK・DF」の9段階査定
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