バルセロナのフランス代表FWウスマン・デンベレが、ユベントス戦で衝撃的な2ゴールを決めた。
■圧巻のドリブル弾を叩き込む
アメリカで開催されているプレシーズンツアー、「サッカー・チャンピオンズ・ツアー」に参加しているバルセロナは7月27日にユベントスと対戦。スターティングメンバーには新戦力のロベルト・レバンドフスキやフランク・ケシエ、アンドレアス・クリステンセンが名を連ねた。
そんななか、チームをけん引したのは右WGで先発出場したデンベレだった。
まずは34分、右サイドで受けて縦に突破すると、内側に体の向きを変えてペナルティエリア右へ侵入。それに付いてきた相手DFを欺くように、再び縦方向に切り替えして持ち運び、右足でシュートを放った。ボールはGKヴォイチェフ・シュチェスニーの脇下を通ってゴールへと吸い込まれている。まさに踊るようなドリブルから、バルセロナが先制に成功した。
乗っているデンベレは前半のうちにもう1発叩き込む。1-1に追いつかれた40分、またしても右サイドでボールを受けると、ペナルティエリア右に侵入して1人かわし、次に対峙したDFを内側にかわしてすぐさま左足を振り抜いた。シュートはユベントスの選手に被ってしまい、GKシュチェスニーも反応できず、バルセロナが再びリードを広げる形となった。