元イングランド代表MFのデイビッド・ベッカムの次男であるロメオ・ベッカムが、父親譲りのFKを決めて話題になっている。
■「見たことあるかも?」の声
インテル・マイアミのリザーブチームであるインテル・マイアミⅡに所属しており、MLSネクスト・プロリーグでプレーしているロメオ。リーグ第15節までに7アシストを記録していたものの、プロキャリアを通じていまだノーゴールで7月11日に第16節のオーランド・シティ戦を迎えた。
すると84分、チームはペナルティエリア左手前でFKを獲得。キッカーを務めたロメオはゆっくり助走を取って蹴ると、カーブのかかったボールは壁をギリギリ超え、ゴール左端にスーパーゴールを叩き込んだ。この得点もあってインテル・マイアミⅡは3-1で勝利している。
名手である父親譲りのクオリティのFKを決めたロメオには、SNSで称賛の嵐。『ESPN FC』が公式ツイッターで「beautiful free kick」というテキスト(文章)とともに動画をあげると、「見たことあるかも?」や「父親のようだ」など、デイビッド・ベッカムを思い出すファンが続々登場した。
他にも「Bend it like Beckham」という声が数件見られた。これは映画『ベッカムに恋して』の原題であり、「Bend」は「曲げる」と訳せるため「ベッカムのように曲げた」という意味にもとれる、粋なダブルミーニングのコメントだ。