■黒子役に徹した
出ている選手のキャラクターを引き出し、自身は黒子役に徹した。それも現在の彼のプレースタイルの1つではあるが、終盤に南野拓実へ出したボールにその片鱗があったように、ピッチに立っている選手のタイプ次第で自身のキャラクターもちらりと顔を覗かせる。そういう瞬間を見ると、かつて何度も目の当たりにした彼が主役になる試合をどうしても思い出してしまう。
「11人全員の良さが出るチーム構成がベストだと思う」
とも語った柴崎は、虎視眈々とその機会を狙っている。
■試合結果
日本 4―1 ガーナ
■得点
29分 山根視来(日本)
43分 ジョルダン・アイェウ(ガーナ)
45+1分 三笘薫(日本)
73分 久保建英(日本)
82分 前田大然(日本)