【キリンカップ 日本代表vsガーナ代表 2022年6月10日 18:55キックオフ】
試合後、柴崎岳はこの日のプレーについて
「航が出て行った時は空いたスペースを埋めて、タケが流れてきたら僕は違うサイドに流れる。そんなに指示らしい指示は言わずに自由に動かしながら、その逆にしっかり行くような形を意識していた」
と語った。潰し屋の遠藤、自由な久保、バランス調整役の柴崎、という中盤3人の構成は見事に機能し、前線が輝いた日本はペースを握り続けることができた。
チームが勝利するための大きな存在だった柴崎だが、この日はあくまでも、縁の下の力持ち、という部分が大きかった。思い切りの良いロングボールや縦パス、ボックス内の危険な位置への顔出し、隙を見つけた時のドリブルなど、柴崎と言えばこれ、というプレーは限りなく少なかった。