浦和レッズは、フェイエノールトのオランダ人FWブライアン・リンセンを獲得間近のようだ。オランダ『Voetbal International』が伝えている。
■取引はすでに成立か…プレースタイルは?
リンセンはこれまでVVVフェンロ、フローニンゲン、フィテッセなどでもプレーしてきた31歳のFW。今季はフェイエノールトにて公式戦53試合に出場して17ゴール10アシストを記録。エールディビジではチーム2位となる13得点を挙げている。
『Voetbal International』によると、既に取引は成立しており、あとはいくつかのサインをするだけで移籍が完了するとのこと。なお、リンセンはフェイエノールトとの契約を2023年まで残しているが、移籍金は明らかでないようだ。
リンセンはCFだけでなく両WGをこなせるFWで、『WhoScored』によると、ボールキープが得意だという。また、カウンターの局面で脅威になれるようで、サイドからのカットインを好むようだ。一方で、クロスはそこまで得意ではないとのこと。
現在浦和は、J1リーグ16試合で15得点と得点力不足に陥っている状況。ここまで基本フォーメーションとなっている4-2-3-1にリンセンを配置するとなれば、やはりCFだろうか。トップ下の江坂任やSHのダヴィド・モーベルグ、関根貴大などアタッカー陣との連携を図りつつ、チームの得点源となることが期待される。