日本代表が惜しくも0−1で敗れた6日のブラジル代表との一戦。ブラジル現地では、各紙が「苦戦をモノにしたのは収穫」「本番に向けた教訓」と比較的ポジティブに伝えている中、サッカー専門誌『LANCE!』は決勝ゴールを決めたネイマールの代表でのゴール数と内訳についてまとめ、とりわけ対日本代表戦での際立ったデータに注目している。
■ネイマールの「お得意様」の日本
ネイマールは6日の試合を含めた119試合で74ゴールを決め、ブラジル代表の歴代得点数ランキングで2位に位置。1位のペレ(77ゴール)まで「あと3」と肉薄しており、カタールワールドカップでは確実に記録を更新すると予想されている。その中で日本は特に「お得意様」となっていて、ネイマールはこれまで戦った対日本の5戦全てでゴールを決めているのである。
『LANCE!』紙は6日の試合を受け、「我々の背番号10はPKで決勝ゴールを決め、対日本のゴール数を上乗せした。サムライブルーに対しては実に5試合で9ゴールを決めており、日本代表はブラジルが誇るクラックの最大の犠牲者となっている」と綴っている。