サッカー日本代表と対戦するブラジル代表のメンバーに名を連ねているレアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオールは今季絶好調だ。久保建英のレアル復帰の鍵を握る21歳FWが日本代表戦の前日会見で大いに語った。
■今季絶好調
今季のヴィニシウスはレアルで大車輪の活躍。レアルで今季公式戦52試合に出場22得点20アシストを記録した。ラ・リーガでは17得点を記録し、27得点を記録したカリム・ベンゼマ、18得点を記録したイアゴ・アスパスに次ぐ得点ランキング3位タイとなった。
そして今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)では全13試合にスタメン出場し、4得点7アシストを記録。CL決勝リバプール戦では1ゴールを記録し、レアルの通算14度目の優勝に大貢献。「監督から常に信頼してもらえて、勇気づくような言葉をかけてもらいました。ブラジルとは全く違うサッカーで、戦術面でもチームに慣れる必要がありました。そのおかげで、この2022年まで時間をかけていい準備をし、優勝もすることができました」と話し、レアルを率いるカルロ・アンチェロッティ監督からの信頼も強調している。
欧州の大舞台でも活躍する若手サイドアタッカーは、日本戦でスタメンの可能性がある。ヴィニシウスは前日会見で「チッチ(アデノール・レオナルド・バッチ)監督はじめチームスタッフはこの試合のために相手をしっかり分析してくれていますし、自分たちはいい準備ができたと思います」と話し、ベストな状態で日本戦に臨むことができそうだ。