■５月１１日／U21日本代表ー全日本大学選抜（３５分×２本）
U―２１日本代表候補が千葉県内で全日本大学選抜と対戦。２０２４年のパリ五輪を目指して合宿を行っていた同代表はその最終日に実戦の機会を設けたが、０－２で完封負けを喫した。
暑い日差しが照り付ける中での試合は、前半と後半でまったく違った様相となった。前半はボールを持ち、何度もシュートを放ちながら無得点。一方で、後半はボール保が難しい展開で２失点を喫し、チャンスも少ない中で３５分間を消化した。
前半も後半もシステムは同じ４－３－３。前半のメンバーは以下（ポジション表記は日本サッカー協会に準ずる）。
GK 鈴木彩艶(浦和)
DF バングーナガンデ佳史扶(FC東京)
DF 西尾隆矢(C大阪)
DF 鈴木海音(栃木)
DF 成瀬竣平(岡山)
MF 櫻井辰徳(徳島)
MF 松木玖生(FC東京)
FW 染野唯月(鹿島)
MF 宮城天(川崎F)
MF 佐藤恵允(明治大)
FW 中島大嘉(札幌)
３トップは、中央に中島、左に宮城、右に佐藤。中盤は逆三角形で、右インサイドハーフに染野、左インサイドハーフに松木、アンカーに櫻井。最終ラインは左からバングーナガンデ、西尾、鈴木、成瀬だった。
前半は、左右の両ウイングを使いながら攻撃。特に右ウイングの佐藤が積極的に仕掛ける場面が多かった。宮城も相手と対峙しながらのドリブルで特徴を出そうとし、シュートを放つ場面もあった。FC東京でプロ初ゴールを決めたばかりの松木は、ボールに触る機会があまりなかった。
中島はフィジカルの強さを生かしながらゴールに迫ったが、得点はできず。前半は多くのチャンスを作りだしたものの、無得点で折り返した。
