PSVに所属するMF堂安律が華麗なコンビネーションから今季公式戦10ゴール目を決めた。オランダ・エールディビジ第31節、PSV対ヴィレムIIが現地時間5月1日に行われた。ホームのPSVが4−2の勝利を収めた。
■今季10ゴール目
試合開始早々に堂安がいきなり魅せる。開始2分、PSVは右サイドから中盤を経由して左サイドにサイドチェンジ。コーディ・ガクポが左サイドでロングボールを受け、フィリップ・マックスへ縦パス。マックスはグラウンダーのクロスを送ると、ファーサイドで堂安がダイレクトで合わせた。
マックスの高速グラウンダークロスが最高だった。その前の華麗なパスワークから見事ゴールまで繋げた。堂安の嗅覚も光った。ペナルティエリア左にマックスが侵入すると、堂安はゴール前に入る。そして、高速クロスに見事合わせた。
このゴールで勢いづいたPSVはガクポのヘディングが決まり追加点。44分に1点を返されるも、前半アディショナルタイムにエラン・ザハヴィがこぼれ球を押し込んで再び2点差に。後半開始早々にヴィレムIIが再び1点差とするも、60分にオウンゴールでPSVが再度2点差に。スコアはその後動かず。PSVが4−2の勝利を収めた。
堂安は公式戦10ゴール目とし、チームの勝利に貢献。6月に行われる日本代表戦へ向けて猛アピール中だ。PSVはこれで3連勝。10試合負けなしとなり、現在勝ち点74で2位。首位はアヤックスで勝ち点78。残りは3試合。PSVは逆転で優勝を飾ることができるだろうか。