【J1分析】ジュビロ磐田、大井健太郎が歩み寄り…勝利のあと「磐田に外国人選手がフィットする」理由が覗いたシーン【ジュビロ磐田vs名古屋グランパス】(2)の画像
大津祐樹と勝利を喜ぶアレクセイ・コシェレフ ジュビロ磐田vs名古屋グランパス(20220428)撮影/原壮史
ジュビロ磐田vs名古屋グランパス 20220428

【明治安田J1リーグ 第10節 ジュビロ磐田vs名古屋グランパス 2022年4月28日 19:03キックオフ】

※その1はこちらから


 新戦力、特に外国人選手のフィットの度合いはチームの浮沈を左右しかねないが、磐田はコシェレフだけでなくディフェンダーのリカルド・グラッサも順調に歩みを進めている。

 私が初めてグラッサを見たのは4月2日の柏戦だった。その試合では後半途中から出場したブラジル人ディフェンダーは、ボールを持とうとすると柏の寄せに苦しめられ、良さを発揮できていなかった。

 しかし、この日は高い位置から積極的に寄せてくる名古屋を相手にボールを失わず。マテウス・カストロの寄せをものともせずに、ボールを散らしたり、自ら持ち上がってシュートまで完遂したりとそのポテンシャルを見せつけた。

 彼らの順調なフィットは、周りの選手たちの歩み寄りなしにはありえないだろう。

 そう思っていると、試合後にはそれを感じさせる場面があった。

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