【EL分析】フランクフルト鎌田大地、今季「EL5点目」の「超反応」決勝ゴール!準決勝の大舞台で「評価爆上昇」の大活躍【ウェストハム対フランクフルト】(2)の画像
ゴールを祝福されるフランクフルトの鎌田大地 写真:AP/アフロ
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UEFAヨーロッパリーグ 準決勝1stレグ ウェストハムvsアイントラハト・
フランクフルト 2022年4月28日(日本時間28:00キックオフ)】

  同点で後半に入ると56分、フランクフルトはパスを繋いで崩しにかかると、最後は中央でイェスパー・リンドストロームの縦パスが通り、ジブリル・ソウが抜け出してシュート。これはアルフォンス・アレオラがビッグセーブで防いだが、弾かれたボールはソウと併走して抜け出していた鎌田大地のもとへ。ここで鎌田がとっさの反応で左足を出してガラ空きのゴールへ押し込み、フランクフルトが勝ち越した。

 この場面で抜け出したソウはボランチの選手。カウンターでしか最終局面まで進めなかったフランクフルトだったが、後方からの追い越しによってついに打開した。

 その後、78分には鎌田のシュートがポストを直撃。ウエストハムもアディショナルタイムにジャロッド・ボーウェンのオーバーヘッドがバーを直撃したが、スコアは動かず。

 フランクフルトが1点リードで180分のうち90分が終了した。

 鎌田は、守備を含めた試合全体でのパフォーマンスは、ウスマン・デンベレを機能させなかったバルセロナ戦と比べると下がったものの、先制点の起点と決勝点という結果でチームの勝利に大きく貢献。今季のELで5点目、EL通算11点目を決めたEL男が、フランクフルトを決勝に導こうとしている。 

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