現地時間4月13日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、リバプール対ベンフィカで衝撃のゴールが生まれた。リバプールFWロベルト・フィルミーノが決めたダイレクトボレーとは。
■衝撃のダイレクトボレー
ベンフィカのホームで行われた1stレグで3−1の勝利を収めたリバプールは、21分にイブラヒマ・コナテのゴールで先制に成功。2戦合計で3点差とした。だが、ゴンサロ・ラモスのゴールでベンフィカが再び2点差に。しかし、ベンフィカの準決勝進出の夢を打ち砕くかのようにフィルミーノが立て続けにゴールを決める。
55分、左サイドからのディオゴ・ジョッタのクロスにフィルミーノがダイレクトで合わせてリバプールが再び2戦合計で3点差にする。そして、衝撃のゴールが生まれたのは65分だった。
ペナルティエリア手前の左でリバプールがFKを得ると、コスタス・ツィミカスがゴール前に送る。超絶妙なボールにファーサイドでフィルミーノがダイレクトボレー。これがゴールに突き刺さった。
まさにワールドクラスの一撃。ツィミカスの鮮やかでスピードのあるボールに見事ダイレクトで合わせるフィルミーノのセンスも抜群だった。フィルミーノに通った時点で勝負あり、とも思えるゴールとなった。
フィルミーノのゴールでリードを広げたリバプールだったが、ロマン・ヤレムチュクとダルウィン・ヌニェスのゴールでベンフィカがこの試合では3−3のドローに追いつく。しかし、試合はそのまま終了し、リバプールが2戦合計6−4で準決勝進出となった。