4月10日に行われた、J1リーグ第8節のFC東京vs浦和レッズ。この試合でFC東京のFW永井謙佑が見せた、1人で浦和左サイドを破壊するドリブルが反響を呼んでいる。
■自陣から単独で駆け上がって決定機演出
永井の単独突破が見られたのは40分。
自陣深くまで攻め込まれているときに味方がボールを奪うと、こぼれ球が永井の下へ。
永井は自陣右サイドでボールを持つと、徐々にスピードを上げていき、対面した明本考浩を置き去りにして相手陣内に侵入。そのまま加速してペナルティエリア右に入り、中央で待っていたディエゴ・オリヴェイラにグラウンダーでピンポイントクロスを上げた。
ディエゴ・オリヴェイラのシュートは相手にブロックされて惜しくも得点には至らなかったが、この永井の突破は話題に。「引くぐらい速い」や「足が漫画みたいにくるくるしてるように見える」など、多くのコメントが寄せられている。
ここまでリーグ7試合すべてに出場している永井。33歳とベテランの域に入っているが、そのスピードはいまだ健在のようだ。