ウニオン・ベルリンに所属する日本代表ＭＦ原口元気が豪快なダイビングヘッドを決めて古巣戦勝利に貢献した。ダービー・マッチで見せた超絶ヘッドでの今季２ゴール目とは。
■原口が先制ゴール
ブンデスリーガ第２９節ヘルタ・ベルリン対ウニオン・ベルリンが現地時間４月９日に行われた。アウェイのウニオンが４−１の勝利を収め、ベルリン・ダービーを制した。原口はリーグ戦では３試合連続のスタメン出場となった。なお、同じくウニオンに所属する遠藤渓太はベンチ外となっている。
先制したのはウニオン。３１分、左サイドでボールを受けたシェラルド・ベッカーが縦に仕掛けると、左足でクロスを供給。ファーサイドに飛んだ絶妙なボールは原口のもとへ。原口はダイビングヘッドでゴールネットに突き刺した。超豪快なヘッドだった。ボールに入るタイミングも完璧。これしかないと言わんばかりに飛び込み、ゴールネットに突き刺した。
原口のゴールで先制したウニオンだったが、後半開始早々にオウンゴールにより失点。しかし、５３分にグリシャ・プロメルが勝ち越しゴールを決めると、さらに２点を追加。結局、ウニオンが４−１の勝利を収めた。
古巣ヘルタ相手にゴールを決めた原口は今季リーグ戦２得点目。ワールドカップメンバー入りへ燃える３０歳ＭＦが、ドイツの地での衝撃ゴールで早くもアピールとなった。
