【J1分析】ガンバ大阪の新戦力・ダワンが「来日初ゴール」!パトリックと捧げた「感謝の祈り」【京都サンガF.C.vsガンバ大阪】(1)	の画像
キックオフ直前、会話をするパトリックとダワン 撮影:原壮史
京都サンガF.C.vsガンバ大阪 20220406

【明治安田J1リーグ 第7節 京都サンガF.C.vsガンバ大阪 2022年4月6日 18:33キックオフ】

 ガンバ大阪の新戦力、ダワンは、2日の名古屋戦でリーグ戦初スタメンを飾った。するとその試合でいきなり齊藤未月とのダブルボランチがバランス良く機能し、守備的ミッドフィルダーとして早くも欠かせない存在になってみせた。

 その齊藤とのコンビが継続されたこの試合、京都は4-1-4-1でアンカーが存在していたが、2人は中盤の「1」の川﨑颯太まではあえていかずに、その先で潰すという戦い方を見せた。

 その結果、京都はエースのピーター・ウタカまでなかなかボールが届かなくなった。

パトリックから積極的にコミュニケーションをとっていた 京都サンガF.C.vsガンバ大阪(20220406)撮影/原壮史

 また、チーム全体としてパトリックへのロングボールが多くなったが、ダワンはそのセカンドボールの競り合いで強さを発揮。公式プロフィールでは177cmだが、素晴らしいジャンプ力で空中戦の強さも見せ、中盤を制した。

 しかし、前半終了間際にウタカがワンチャンスでゴールを決め、ガンバは1点ビハインドで後半へ突入する。

 すると58分、ダワンが守備だけでなく攻撃でも圧巻のプレーを見せる。京都がクロスを跳ね返すと、エリア外の背番号23がダイレクトで強烈な低弾道ミドル。ボールは敵味方が重なっているところを一直線で突き抜けてゴールにねじ込まれた。ダワンはこれが嬉しい来日初ゴール。

 ベンチに向かって走った彼はもみくちゃにされ、輪から出てくると今度はパトリックに祝福された。パトリックはダワンを我が子のように抱き寄せ、一緒に感謝しよう、と誘い、2人は揃って膝をついて神に感謝をささげた。

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