J1リーグ第4節 FC東京―サンフレッチェ広島
3月12日(土)|15:00 味の素スタジアム
ボールを持つのか、奪うのか。う回をするのか、直線か。持ち味で上回るのは、どちらになるのだろうか。
FC東京はアルベル監督の下、ポジショナルプレーに取り組んでいる。ボールの位置と、選手の立ち位置。ボールを動かし、相手を動かす。相手をいなし続けるのだ。
サンフレッチェ広島は、守備が攻撃だ。ゲーゲンプレスで相手のボールをできるだけ高い位置で狩り取って、攻撃のスタートをゴールに近づけようとする。逆算し、一直線でゴールに迫る。
互いに新監督を迎え、新たなステージへと進もうとしている。これほどまでに自分たちのカラーと野心を強く打ち出しやすい相手はいない。
■FC東京
14位 勝ち点3 1勝0分1敗 1得点1失点 得失点差0
【出場停止】青木
【直近5試合結果】
L○1-0 C大阪(A)
ル●0―1 福岡(A)
L●0-1 川崎(A)
L△0-0 福岡(H)
L○2-1 広島(A)
【通算対戦成績】
H 21試合・ 7勝 5分 9敗
A 22試合・ 9勝 6分 7敗
計 43試合・16勝11分16敗
【直近対戦成績】
2021年11月27日 J1第37節 ○2-1(A)
2021年 5月30日 J1第17節 △0-0(H)
2020年12月12日 J1第31節 ○1-0(H)
2020年 8月19日 J1第11節 △3-3(A)
2019年 8月17日 J1第23節 ●0-1(H)
【今節のみどころ】
一時期は1試合に出るメンバーをそろえるのも難しかったが、全選手がトレーニングに戻れたようだ。待望の今季ホームゲームを迎え、リスタートにはもってこいの一戦だ。
前節は退場者が出て押し込まれる苦しい時間もあったが、守り切って今季初勝利を手にした。青森山田から加入した高卒ルーキーである松木玖生も、チームにとって力になりつつある。完封と勝利に続いて、ほしいのは複数得点だ。
レアンドロの負傷が発表されたが、ディエゴ・オリヴェイラはすでに試合にも戻っている。前線の核のけん引で、ホームのファンに勝利を届けたい。