■前田が5得点目

 前半14分、こぼれ球に反応した前田がシュートを放つと、ボールはジャック・フィッツウォーターの手に当たりハンドの判定。前田が獲得したこのPKだが、カラム・マグレガーが外してしまう。その後もマグレガーがヘディングで決定機を迎えるも、ことごとくゴールから外れてしまう。リヴィングストンのゴールに迫るも、ゴールが奪えず不穏な空気が漂っていた。しかし、この空気を一変させたのが前田だった。

 17分、ジョタからの右CKにニアでニル・ビトンがヘディング。これはGKに弾かれるも、ファーサイドでこぼれ球を前田がヘディングで押し込んだ。嗅覚抜群の前田はボールに瞬時に反応し、見事に頭で決めてみせた。前田にとって、これが今季公式戦5ゴール目。5試合ぶりのゴールとなった。

 後半開始早々には右からのクロスに前田が反応。前田がゴールネットを揺らしたように見えたが、リヴィングストンDFニッキー・デヴリンに当たっておりオウンゴールとなった。

 55分にはジェームズ・フォレストが追加点を記録し、リードを3点に広げる。その直後に失点するも、セルティックはアウェイで3−1の勝利。2連勝でリーグ戦首位をキープしている。

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