レスター・シティで背番号10を背負うイングランド代表MFジェームズ・マディソンがワールドクラス級のゴールを決めた。プレミアリーグ第22節、バーンリー対レスターが現地時間3月1日に行われた。アウェイのレスターが2−0の勝利を収めている。
■背番号10が先制ゴール
13位レスターと18位バーンリーが激突した一戦は、ゴールが奪えないままスコアレスで試合が進む。均衡が敗れたのは終盤の82分。GKカスパー・シュマイケルのロングフィードから前線のジェームズ・ヴァーディがボールを受ける。ヴァーディからのボールをマディソンが受けると、ドリブルで仕掛けペナルティアーク手前で左足のシュート。綺麗な弧を描いたボールはゴール左に吸い込まれた。
圧巻のスーパーゴールだ。マディソンにフリーでボールを持たせてしまうとこうなる。利き足とは逆の左足でのシュートだったが、迷いなく振り抜いた。インスウィングのボールはドライブのような回転もかかり、巻きながら下に沈んでゴールに吸い込まれた。何の変哲もない普通のゴールのようにも見えるが、テクニックがあってこそのゴール。あの場面でスピードに乗ったままコントロールできるマディソンが凄い。まさにワールドクラスのゴールと言えるだろう。
90分にはハーヴィー・バーンズのクロスにヴァーディがヘディングで合わせて勝負あり。レスターが2−0の勝利。同クラブは6試合ぶりの勝利となった。