岡崎慎司が超スーパーゴールを決めた。オーバーヘッド弾でチームを敗戦危機から救う活躍を見せた。セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)第29節マラガ対カルタヘナが現地時間2月28日に行われ、試合は1−1のドローに終わった。
■魂のオーバーヘッド
カルタヘナに所属する岡崎はマラガに2019年7月に1年契約で加入。しかし、ファイナンシャル・フェアプレーに抵触するとして岡崎の登録ができず。同年9月に契約を解除。その後、同年9月にウエスカへ加入した。試合には出場しなかったが、マラガは岡崎の古巣。古巣相手に途中出場を果たし劇的ゴールを決めた。
54分、左サイドからのFKにブランドン・トーマスが合わせてカルタヘナが失点。その後スコアに動きがないまま、試合は進んでいく。83分、岡崎がヤン・ボディジェとの交代で途中出場。そしてその瞬間が訪れる。
後半アディショナルタイムの95分、右サイド深い位置からのロングスローをパブロ・バスケスがニアでヘッド。すると、中央にいた岡崎がオーバーヘッド。これがゴールに決まり、カルタヘナが土壇場で同点に追いついた。岡崎にとってこれが今季2ゴール目となった。
岡崎らしい気持ちの入った魂のゴール。レスター・シティに在籍していた2015/16シーズンのニューカッスル戦でのゴールを彷彿とさせるようなオーバーヘッドでのゴールだった。1点ビハインド、しかもラストプレーであのスーパーゴールを決めるメンタルも凄い。岡崎の劇的同点ゴールでカルテヘナは4連敗を逃れた。