マジョルカに所属する日本代表MF久保建英のバレンシア戦のプレーに絶賛の嵐だ。ラ・リーガ第26節、マジョルカ対バレンシアが現地時間2月26日に行われた。ホームのマジョルカは0−1の敗戦を喫した。
■針穴を通すようなスルーパス
2月20日に行われたラ・リーガ第25節レアル・ベティス戦は前半のみの出場だった久保は、バレンシア戦でリーグ戦6試合連続のスタメン出場。右サイドハーフでプレーした久保はフル出場を果たし、抜群の存在感を示した。
マジョルカは開始4分に先制ゴールを許す。前半から積極的にボールに絡んだ久保は前半だけで4本のシュートを放つ。得意のドリブル、パスでチームのチャンスを作っていく。すると前半アディショナルタイム、右サイドでボールを受けた久保がペナルティエリア内にドリブルで侵入し、カットインからの左足シュート。これは惜しくもゴール左へ外れた。
するとマジョルカ1点ビハインドの52分、久保が魅せる。右サイドでボールを受けて仕掛けると、カットインからペナルティエリア左に侵入したハウメ・コスタへスルーパスを供給。ゴール前でフリーとなったが、コスタはゴール左に外してしまう。一瞬の隙を突いた極上のスルーパス。久保の針の穴を通すような超絶スルーパスが決まったが、ゴールとはならなかった。
この超絶スルーパスはツイッターで「エグい」や「鳥肌が立った」などコメントが続々と投稿され、話題となっている。結局、マジョルカは同点ゴールを奪うことができず。バレンシアに0−1の敗戦を喫した。リーグ戦2連勝していたマジョルカだったが、バレンシアに負け2連敗となってしまった。