■2月12日/「NEXT GENERATION MATCH」川崎U-18 1―0 日本高校サッカー選抜(日産)
富士フイルム・スーパーカップの前座試合として、「NEXT GENERATION MATCH」が日産スタジアムで行われた。川崎フロンターレU-18と日本高校サッカー選抜が対戦し、川崎U-18が1-0で勝利。2連覇を達成した。
攻守に激しい攻防が見られた試合だった。高校選抜がワンタッチパスとテクニックを用いて局面を打開しようとしながらハーフカウンター気味に攻撃を仕掛ければ、川崎はパスワークを生かして全体をうまく使いながら試合をコントロール。11分には、MF岡野一恭平が左サイドから上げたクロスが相手選手に当たってクロスバーを直撃する。続けて、MF川口達也が裏に抜け出して、相手DFに体を寄せられながらも惜しいシュートを放ち、得点の匂いを感じさせる。
そして19分、川崎が先制する。MF大関友翔の浮き球に反応したMF川口がまたしても裏に抜け出すと、またも相手選手に体を寄せられるも、それに動ぜず左足シュート。これがゴールネットに突き刺さって、先制したのだ。
その後、日本高校選抜はバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)の練習参加が報じられたFW福田師王(神村学園高)を前半のうちに投入。さらに後半途中からはDFチェイス・アンリ(尚志高)を前線に上げるなど、攻勢に出るが、川崎は粘り強い守備でこれをはね返し続けた。