【ラ・リーガ分析】サッカー日本代表・マジョルカ久保建英「今シーズンベスト」の活躍(1)マジョルカ対カディス戦、衝撃的な「膝蹴りアクシデント」からの「意外な決着」の画像
カディス戦でのマジョルカ・久保建英 写真:なかしまだいすけ/アフロ

【ラ・リーガ マジョルカvsカディス 2022年2月5日(日本時間24:15キックオフ)】

 久保建英は先発出場。89分までプレーし、ゴール・アシストはなかったものの1試合を通じてでは今シーズンベストのパフォーマンスを披露した。

 昨年12月4日にはアトレティコ・マドリードから勝利したマジョルカだが、その後のリーグ戦5試合では僅か1得点で1分4敗。この試合は、17位のマジョルカ対18位のカディス、という降格圏の境目での戦いとなった。

 負ければ降格圏突入となってしまうマジョルカだったが、8分という早い時間に先制を許してしまう。

 しかし、下位同士の対決とあってポゼッションしながら反撃を狙うことができた。

 18分には大外に張り付いた状態でボールを受けた久保が右足でグラウンダーのクロス。

 これは跳ね返されたものの、久保は戻ってきたボールをベダト・ムリキに繋ぐことに成功し、ムリキは外を向いてトラップしたまま強引にクロス。放り込まれたボールに対しサイドバックのブライアン・オリバンが最奥に走り込むと、イバン・アレホに腕を引いて倒されPK獲得となった。

 サルバ・セビージャが蹴り込んで同点としたマジョルカは攻勢を強めるが、ゴールを決められずに前半は同点で終わった。

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