■攻撃面でも存在感

 この日右サイドバックでスタメン出場した菅原は前半16分、自陣右サイドでボールを受けると、中へドリブルを開始。フレドリク・ミットシエにパスを送り、もう一度ボールを受ける。中央にいたホーコン・エヴイェンへ縦パスを送ると、エヴイェンは反転してそのままゴール前まで持ち込みシュートを放った。

 55分には右サイドを抜け出した菅原がクロスを供給。低く速いクロスをエヴァンゲロス・パヴリディスが合わせるが、ボールは大きく外れてしまう。87分にも菅原はペナルティエリア右をドリブルで突破し、マイナスのパスを供給。相手の手に当たったかのように見えたが、ハンドの判定はなかった。菅原が攻撃面でも存在感を見せる。結局、試合は0−0のスコアレスドローに終わり連勝は6でストップも、AZは9試合連続負けなしで、現在5位に位置している。

■ベストイレブン選出

 オランダメディア『Voetbal International』による第20節のベストイレブンには、3バックの右として菅原が選出されている。

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