1月10日、第100回高校サッカー選手権の決勝戦、大津高校(熊本)vs青森山田高校(青森)が行われ、0-4で青森山田が勝利。見事に3大会ぶり3度目の優勝を果たした。これで同チームは高校総体、高円宮杯U―18プレミアリーグ東地区と合わせて「三冠」の王者となった。
■青森山田がCKから先制。大津はよく守るも耐え切れず
試合は序盤から青森山田がロングボールで押し込み、主導権を握る。対する大津はDFラインがギリギリのところで防ぎつつ、FWの小林俊瑛へロングパスを送ってカウンターを仕掛ける展開に。
得点こそ取れないものの、青森山田の猛攻に耐える大津だったが、37分に失点。青森山田得意のCKから丸山大和にヘディングを叩き込まれる。続く41分には田澤夢積のクロスに名須川真光が合わせて2得点目を決める。
後半の立ち上がりは大津が押し込む時間帯が増えたものの、得点を奪うことができず。すると、55分に青森山田がスローインを獲得。ロングスローのこぼれ球を藤森颯太が折り返すと、松木玖生がヘディングで叩き込み、3点目を決める。
そして78分には小野暉のクロスに渡邊星来が頭で合わせて4点目を追加。終わってみれば0-4と、大差をつけて青森山田が3大会ぶり3度目の優勝を成し遂げた。