【J1考察】横浜FCとベガルタ仙台、大分トリニータの「最悪シナリオ」 11月20日に「最大で3チームがJ2降格決定」の可能性【見えてきたサバイバルレースの行方】(1)の画像
片野坂監督率いる18位の大分も、今節に降格が決まる可能性がある 撮影:原悦生(SONY α9Ⅱ使用)
■【画像】今週末に一気に3チームの降格が決まる唯一のケース

 J1リーグが大詰めに入ってきた。タイトルの行方は、すでに川崎フロンターレの連覇という形で決定しているが、まだまだ熱いレースは続いている。
 来季のJ1残留を争うサバイバルレースだ。
 コロナ禍における特別レギュレーションにより、昨季はJ2降格がなかった。そのために20チームで戦っている今季は、下位4チームがJ2に自動降格する。
 一気に加速度を増すレースの行方に焦点を当てる。

■残留争いは6チームに絞られた

 まさに、サバイバルレースという表現がふさわしいだろう。分配金や優勝賞金、さらにスポンサーからの収入と、戦うリーグが1部か2部かで、クラブを取り巻く状況には天と地ほどの違いが生まれる。当然ファンや選手など人を引きつける状況も変化し、来季をJ1で戦うか否かはクラブの未来にも影響する大きな要素となる。

 残り3試合となった現在、残留を争う6チームが勝点6差のうちにひしめく混戦となっている。この先の展開がどうなるかは分からないが、降格から逃れられるのは2チームだけであることは決まっている。

 そのサバイバルレースが、今週末に大きく動く可能性がある。なんと、最大で3チームのJ2降格が決まる可能性があるのだ。

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