■リカルド監督「1敗しかしていないチームに対して取った勝ち点1は意味がある」
試合後、浦和のリカルド・ロドリゲス監督は、王者を相手にした一戦について、「もちろん勝ち点3が欲しいという意気込みを持っていたが、優勝がかかった川崎を相手に、アウェーで同点に追いつき、勝ち点1を取れたことは、試合の流れがあまり良くなかったことなどを考えてみると、とてもポジティブな結果でもある」と、振り返った。
「もちろん、我々としては勝ちたかった。勝たなければいけない試合だったと思います。これだけリーグの順位争いが激しくなっていくなかで、勝ち点3ずつ積み重ねていくこと、これが我々が目標を達成するうえで非常に大事なことだったが、試合の展開を見ていくと川崎が上回っていたことももちろんある。そのなかで試合終了間際に点を取って、誰もが知っている川崎の強さ、この(アウェーの)ピッチの難しさ、1敗しかしていないチームに対して取った勝ち点1は、非常に意味のあるものだと思う」と、川崎相手の試合の難しさを強調した。
さらに、指揮官は同点弾を決めた酒井についても言及した。
■試合結果
川崎フロンターレ 1―1 浦和レッズ
■得点
33分 ジェジエウ(川崎フロンターレ)
89分 酒井宏樹(浦和レッズ)