【サッカー日本代表ワールドカップ最終予選】「W杯予選では『つまらない試合』が一番」「歴史的ゴールが詰まる埼スタのゴール」【オーストラリア戦の激論】(5)の画像
ピンチを救った権田 撮影/渡辺浩樹 (SONYα9Ⅱ使用)
 サッカー日本代表は10月12日、埼玉スタジアムでオーストラリア代表とワールドカップ最終予選を戦い、2-1で勝利した。
 すでに監督交代の可能性もささやかれる窮地にいただけに、大きな1勝だった。このゲームの意味、そして今後の展望を、取材歴50年を超える大住良之、後藤健生という2人のベテランサッカージャーナリストが深夜に、深く熱く、語り合った。

後藤「長友佑都が攻めに出る裏のスペースのケガがしっかりできていれば、日本の先制点だけで終わる『つまらない試合』になったかもしれないね。ワールドカップ予選では、つまらないなと言いながら勝つ試合が見たい」

大住「まずい試合をして勝つより良いよね」

後藤「これまでの予選のような、劇的だった山口蛍のゴールも、大黒将志のゴールもいらない」

大住「埼玉スタジアムの北側ゴールで決めてきたやつだね。あの場所には、ありとあらゆるワールドカップ予選の歴史的なゴールが詰まっているよね」

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