日本代表はFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選グループB第3節でサウジアラビア代表(10月7日)、第4節でオーストラリア代表(10月12日)と対戦する。9月のアジア予選を1勝1敗で終えた森保ジャパンにとって10月の2試合は正念場となる。森保監督の解任の声もあがり、10月の代表戦で連勝したいところ。そこで今回は、去就についてさまざまな憶測がされる中、森保監督が運命を委ねるであろう注目の日本代表選手を紹介する。
■アーセナルで活躍中の男
冨安健洋は今夏の移籍市場最終日にセリエAのボローニャからプレミアリーグのアーセナルへ移籍となった。アーセナル移籍後、リーグ戦3試合連続の先発出場。9月26日のトッテナムとのノースロンドン・ダービーではソン・フンミンを完璧に抑え、ファン投票によるマン・オブ・ザ・マッチに選出された。すでにガナーズファンの心を掴んでいる。
冨安は前回、アーセナルとの移籍交渉のため代表への合流が遅れた。そのため、初戦のオマーン代表戦を欠場。中国代表戦では吉田麻也とともにCBをつとめ、日本の勝利に貢献した。アーセナルでは右サイドバックでプレーしているが、吉田とともにCBでプレーし続けておりその辺は問題ないだろう。緊急事態に右サイドバックへポジションをチェンジできることも、監督にとってはありがたい。冨安と吉田のコンビで相手攻撃陣をシャットアウトしてほしい。