■大迫のゴールで中国に辛勝

 初戦黒星スタートで臨んだ中国との第2節で日本は大迫の1ゴールで勝利を収めた。日本は前半からボールを保持する時間が長かったものの、なかなか中国からゴールを奪うことができない。それでも前半の終盤に大迫が値千金のゴールを奪う。

 40分、右サイドでボールを受けた伊東純也が仕掛けると、スピードで王燊超を交わす。そのまま中央にクロスを送ると、大迫がダイレクトで合わせた。クロスに対してジャンプして合わせた大迫は「カンフーキック」のようなシュートを決めてみせた。

 このゴールの凄いところはまず伊東だ。右サイドで仕掛けるという伊東の特徴が存分に発揮された。オマーン戦ではなかなか見ることができなかったスピードを活かした高速ドリブルで相手を翻弄。質の高いクロスを送り、最後は大迫のシュートセンスが光った。伊東が相手と1対1になる瞬間に大迫はスプリントを開始。そしてオフサイドラインギリギリでゴールを決めた。まさに「半端ない」ゴールだった。

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