■スポーツ観戦歴の自慢話をしましょう

 陸上競技を見に行くと、朝から晩まで延々といろいろな種目が行われます。

 午前中にスタジアムに着いた時にはすでに十種競技が始まっていました。スプリントから長距離、投擲、跳躍など10種の競技を2日間かけて行って、合計ポイントで勝敗を決める競技で、勝者は「キング・オブ・アスリート」として称賛を集めます。

 他の競技がいろいろ行われる間に、あるいは表彰式が行われている間にも、十種競技の選手たちはずっと競技を続けています。休息もグラウンドの片隅で取っています。

 この日のソウルは晴天で、かなり日差しが強い日でした。バックスタンドに座っていると西日も当たるので、延々観戦していると座っているだけで相当に疲れます。夕方になるころには喉もからっから。まだ競技は続いていましたが、早々に切り上げてビールと焼酎で喉を潤しました。そして、酔っぱらって安ホテルの一室に戻って、ベッドに寝そべってテレビのスイッチを入れてみると、十種競技の選手たちがまだ競技を続けていたのです。

 これを2日も続けるなんて……。まさに、「鉄人」たちです。

 そうそう、陸上競技といえば、1998年のアジア大会(タイのバンコク)に行った時にもサッカーの試合のない日に陸上競技を見に行ったことがありました。

 何の種目があるかも知らずに行ったら、着いてすぐに男子100メートルの準決勝が始まって、日本の伊東浩司が圧勝。10秒00の日本記録(アジア記録)でした。

 伊東の10秒0は、僕のスポーツ観戦歴の自慢の一つです(その他の自慢は1991年の世界陸上でマイク・パウエルが走り幅跳びで8メートル95の世界新記録を出した瞬間を目撃したこと。そして、1964年5月に広島カープが初めて「王シフト」を敷いた試合を後楽園球場の外野席で見たことです)。
 

PHOTO GALLERY サッカー以外のスポーツ観戦も楽しんだ思い出のチケット
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