【EURO2020】ポルトガル対フランス(1)ハイライトはハーフタイム「クリスティアーノ・ロナウドとカリム・ベンゼマ」の画像
画像/サッカー批評編集部

UEFA EURO2020 グループF第3節 ポルトガルvsフランス 2021年6月23日(日本時間28:00キックオフ)】

 前半が終わると、クリスティアーノ・ロナウドカリム・ベンゼマは仲良く肩を組み談笑をはじめた。しかも、それだけでなくユニフォームまで交換。互いに1ゴールずつを決めて仕事は果たしたとはいえ、試合は1-1で折り返したばかりだ。

 前回大会の決勝戦と同じカードであり、グループリーグの最終節、特にポルトガルは勝ち抜けが決まっているわけではないにもかかわらず、同点のハーフタイムに穏やかな雰囲気を漂わせた。

 しかしこれを「まだ試合が終わっていないのに!」と言ってしまうのは早い。実際、観客や世界中のサッカーファンはその様子を微笑ましいものとして見ていた。それはなぜか。

 まず、フランスは試合結果に関係なくラウンド16行きが確定していて、ポルトガルは引き分けならば問題がなかったということがある。

 これは緊迫感という部分では3位でも6グループ中4グループが突破できるというレギュレーションの罪な部分だが、決まっているものは仕方がない。

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