【プレミア分析】リバプール公式戦2連勝「わずかな光明」を見出したウルブス戦の画像
ファビーニョ(リバプール)写真:代表撮影/ロイター/アフロ

【イングリッシュ・プレミアリーグ ウルヴァーハンプトンvsリバプール 2021年3月15日(日本時間5:00キックオフ)】

 悪夢にうなされる日々は終わったのだろうか。3月15日に行われたプレミアリーグ第28節。敵地に乗り込んだリバプールは、ディオゴ・ジョタの値千金のゴールを決め、ウルヴァーハンプトンに1-0で勝利した。

 これで先週の11日に行われたCLライプツィヒ戦に続いて公式戦2連勝。国内リーグ戦の連敗は2でストップした。ホームではクラブ史上初の6連敗中と、泥沼どころか生き地獄のような負の記録を更新中だが、このまま上昇気流に乗って行けるだろうか。

 ライプツィヒ戦と同様、このウルヴス戦でも特徴的だったのは、ファビーニョが本来のアンカーのポジションで先発したことだ。本職がボランチのブラジル代表MFは、ファン・ダイクやジョー・ゴメスを始め最終ラインに怪我人が続出したということもあって、今季はCBでの起用が続いていた。

 しかし、冬にシャルケからレンタルで加入したCBオザン・カバクが次第にフィットしてきたこともあってか、ライプツィヒ戦から最も得意とするアンカーのポジションで先発するようになった。

 もっとも、ファビーニョがアンカーでプレーしたことで、リバプールの中盤そのものが本来の強度を取り戻したのは、後半の半ばが過ぎてからのことだった。68分、インサイドで先発したチアゴ・アルカンタラとジョルジニオ・ワイナルドゥムが、ナビ・ケイタとジェイムズ・ミルナーに交代。特にファイター系のミルナーが入ったことで、リバプールは持ち味のプレスの連動性と強度を取り戻した。

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