■注目選手② FW:瀬川祐輔
登録上はフォワードだが、純粋なフォワードとしてプレーすることは少なくなっている。
2018年にはフォワードとして年間11ゴールを記録した瀬川は、2019年にはサイドバックにコンバートされてリスクを冒す場面の見極めを上達させ、フォワードらしさとサイドバックらしさを兼ね備えた攻め上がりのタイミングでゴールに絡むようになり、11アシストを記録した。
昨年は怪我での離脱があり、リーグ戦の先発出場は15試合だったが、サイドの高い位置を瀬川が使えば、クリスティアーノと江坂は前を向いてプレーしやすくなり、センターフォワードは下がったりサイドに流れたりせずにボックス内での勝負に集中できるようになる。
それは呉屋の魅力を活かすことになり、呉屋が警戒されれば江坂がバイタルエリアで怖さを発揮できる。豪快なクリスティアーノ、巧みな江坂、という2人が目立つ2列目だが、全てを好循環させるのは瀬川のプレーだ。