J1リーグ第34節 浦和レッズー北海道コンサドーレ札幌
12月19日(土)|14:00 埼玉スタジアム2002
この試合で、両チームに共通するのは、この試合を来季につなげられるかどうかだ。
浦和はすでに大槻毅監督の退任を発表しており、大槻レッズの試合はこれが最後となる。前節・川崎戦では、「FW興梠慎三の9年連続2桁得点達成」と「MF武田英寿のリーグ戦プロ初先発」というニュースがあったが、来季に向け、さらにいいニュースをもたらしたい。
また、すでに退団が発表されているMFマルティノス、MFエヴェルトンの2人も、勝って送り出したい。
一方、千葉県内で合宿を張っており、千葉から試合に入ることとなった札幌。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督にとっては、かつての王国に乗り込んでの一戦となる。
札幌のDF石川直樹、MF早坂良太と2人が現役引退を発表しており、この試合で最後となる。2人のサッカー生活の最後に華を添えるためにも、勝利がほしい。
■浦和レッズ
10位 勝ち点46 13勝13敗7分 得点43、失点54、得失点差-11
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
●A川崎 1-3
△H湘南 0-0
●A鹿島 0-4
●HG大阪 1-2
○A神戸 1-0
【通算対戦成績】
通算 21試合・10勝4分7負
ホーム 10試合・ 5勝1分4負
アウェイ 11試合・ 5勝3分3負
【直近対戦成績】
2020年 9月13日 J1第16節 A4○3
2019年 8月10日 J1第22節 A1△1
2019年 3月 2日 J1第 2節 H0●2
2018年11月10日 J1第32節 A2○1
2018年 4月21日 J1第 9節 H0△0
【今節のみどころ】
最終節のミッションは、ひと桁順位への浮上と勝ち越しだ。
現在、浦和は13勝7分13敗。この試合に勝てば、勝ち越した状態でシーズンを締めくくることができる。振り返れば、今季は安定した力が出し切れず、3点差以上の負け試合は「6」もあった。たとえ勝っても、スッキリしないゲームも少なくなかった。
そんな中で大槻毅監督は、第32節・湘南戦の前の会見で、「勝ち負けの負けは大槻がすべて背負うが、選手にはプレーする責任がある」と気を吐いた。
最終節、“大槻レッズ”はさいたまスタジアムでどんなプレーを見せるのか。