スペインリーグの第3節、9月28日0時(日本時間)に、ビジャレアルと久保建英はカンプ・ノウに乗り込み、バルセロナに挑む。
今季のリーガ・エスパニョーラは、コロナ禍の影響で日程が順延したチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグに出場したチームに配慮し、1節、2節のゲームを延期。そのため、バルセロナの今季初戦が、ビジャレアルとの一戦となる。
「昨季のチャンピオンズリーグで、バイエルン・ミュンヘンに2-8で敗れた衝撃はあまりにも大きかった。バルセロナはキケ・セティエン監督を更迭し、ロナルド・クーマンを新監督に据えましたが、世界最高の選手であるリオネル・メッシが退団を決意し、ルイス・スアレスも構想外でチームを去る。バルセロナがどうなるのか、誰もわからない状態で迎える開幕戦で、世界が注目する一戦になりますね」(スペイン在住ジャーナリスト)
久保がバルセロナの入団テストに合格し、10歳から14歳の間、バルセロナのカンテラに所属し、プレーしていたのはご存じのとおり。しかし、バルセロナが、FIFAからの18歳未満の外国人選手獲得・登録違反に問われ、試合に出場できなくなって2015年に帰国している。
2戦連続で日本人が所属チームと対戦し、3戦目でバルセロナと激突する久保建英。スペインリーグ開幕3連戦で、世界を驚かせることになるのか―—。