【26/27J2「第15節」カターレ富山vsベガルタ仙台「徹底分析」】上位対決で連敗中の仙台、スタメン入れ替えも…富山のボランチに支配される展開に【戸塚啓のJ2のミカタ】(1)の画像
3連敗を喫したベガルタ仙台の森山佳郎監督  撮影/中地拓也

■森山監督はスタメンを入れ替えて

【J2リーグ第15節 11月3日 13時55分キックオフ 富山 1-0 仙台 富山県総合運動公園陸上競技場】

 上位対決で明暗が分かれた。

 26/27明治安田J2リーグ第15節が、11月3日に一斉開催された。ここまで首位のベガルタ仙台は、3位のカターレ富山とアウェイで対戦した。

 仙台は上位対決で連敗中だ。13節はアルビレックス新潟に、前節はRB大宮アルディージャにいずれも1対2で敗れ、今シーズン初の連敗を喫した。試合内容で相手に劣っていたわけではないが、6ポイントマッチを連続して落としたのはダメージが大きい。首位はキープしているものの、2位の新潟が勝点1差で迫っている。

 仙台の森山佳郎監督(58歳)は、スタメンを入れ替えた。チームトップの6得点を決めているFW中島元彦(27歳)、同5得点のFW梅木翼(27歳)をベンチに置いた。前節から中2日の日程も考慮したのだろう。

 前節に負傷交代したCBマテウス・モラエス(25歳)は、メンバー外となった。左CBには、複数ポジションに対応する奥山政幸(33歳)が起用された。ボランチの工藤蒼生(26歳)は、シーズン初先発である。

 この試合の戦術的キーマンは、右ウイングバックに起用された相良竜之介(24歳)だっただろう。シーズン序盤はケガの影響でメンバーから外れることが多かったものの、10月に入ってから試合に絡んでいる。そしてこの日は5試合ぶり2度目の先発で、いつもの左サイドではなく右サイドでの出場となった。

 相良が高い位置でプレーすれば、攻撃に厚みがもたらされ、決定的なシーンが生まれていく。その結果として同サイドの相手MFや相手サイドバックを自陣に押しとどめることができる。彼がピッチのどのエリアでプレーするのかによって、試合の展開そのものが変わっていく。

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