劇的な逆転勝ちを収めたジュビロ磐田を率いる秋葉忠宏監督の口から、ファンお待ちかねの「This is ...」のセリフが飛び出した。
11月3日に行われたJ2リーグ第15節で、磐田は敵地・藤枝総合運動公園サッカー場に乗り込んで藤枝MYFCとのダービーマッチ「蒼藤決戦」に挑んだ。
試合開始時点でリーグ戦5戦無敗(2勝3分け)だった磐田は、前半25分にFWマテウス・ペイショットがファウルを受けてPKを獲得するも藤枝GK吉田舜に防がれて先制ならず。その後も優勢に試合を進めながらもスコアを動かせずにいると、後半41分にカウンターから真鍋隼虎にゴールを奪われて手痛い失点を喫した。
残り時間は限られていたが、磐田は黙っていなかった。秋葉監督はMFユーリ・ララに代えて身長185cmのFW太田龍之介を投入。後半アディショナルタイム2分にゴール前の混戦からDF松原后が押し込んで同点に追いついた。逆転ゴールが生まれたのはプラス6分。DF西久保駿介のアクロバティックなボレーシュートは相手GKに弾かれたが、こぼれ球をMF井上潮音が右足ボレーで叩き、逆転ゴールを左サイドネットに突き刺した。
劇的な勝利後にインタビューゾーンに現れた磐田の秋葉監督は「この90分間を振り返って?」の質問に対して「みなさんもお待ちしてると思いますからね」との前置きから「This is...」と発した。
多くの者が、秋葉監督の名言「This is FOOTBALL!」が飛び出すかと思いきや、今回は「This is DERBY(ダービー)!」。そして「選手たちの最後までゴールに迫る、冷静に最後まで戦い続ける、PKとかいろいろあった中でもサポーター含めてジュビロを愛するすべての方のプライドと最後の意地が、ああいうゴール生んでくれたと思います。それを体現してピッチで表現した選手に脱帽ですし、それを可能にしたのはアウェーの地をサックスブルーに埋めてくれたサポーターのおかげだと思ってます。やっぱり、これがあるから監督もフットボールもやめられない」と興奮しながらまくし立てた。
























