■「すげぇ吹き飛ばしタックルだったな」

 このケニアの圧倒的な“フィジカル”を目の当たりにしての今大会初失点シーンに対し、SNS上には驚きとツッコミのコメントが殺到した。

「カウンター抜けて突き飛ばしシュートゴール フィジカル強いなぁ」
「深い位置から縦パス1本で裏を狙われ、フィジカルで吹っ飛ばされ、あっさり失点」
「すげぇ吹き飛ばしタックルだったな ほぼ柔道みたい」
「なでしこ失点 VARあるもゴールに! リプレイもすごいや ケニアの逆水平チョップみたいに入って 一緒に全速力で走ってるのに 後ろに倒れてるww 普通は倒れるの横か前やろ」
「今大会初失点、それも先制される苦しい展開からの逆転は頼もしいですね!」

 だが、今大会のリトルなでしこは一味違った。理不尽とも言える形で今大会初の先制点を奪われても、選手たちは一切パニックに陥ることはなかった。

 自分たちの武器であるテンポの良いパス回しで冷静にリズムを取り戻すと、前半36分には細かなパスワークから花城恵唯が鮮やかにネットを揺らして同点に。勢いそのままに、後半14分に栗田七海が逆転弾を叩き込み、同30分には田中愛純香がダメ押しの3点目を決めて勝負あり。見事な3-1の逆転勝利で、ベスト8への切符を掴み取った。

 準々決勝の相手はガーナ代表。再びアフリカ勢の身体能力と対峙することになるが、このケニア戦で得た「理不尽を跳ね返す力」と経験は必ず大きな糧となるはずだ。注目の大一番は、現地11月1日(日本時間2日午前0時)にキックオフを迎える。

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