【26/27J2「第12節」RB大宮アルディージャvsカターレ富山「徹底分析」】富山・安達監督「サッカーは怖い」と語るも3-0の勝利 確立したサッカーの方向性の一方で“幅”も…「勝負強さ」【戸塚啓のJ2のミカタ】(2)の画像
現在3位につけるカターレ富山 撮影/中地拓也
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■前半の富山は敵陣へ侵入できず

【J2リーグ第12節 10月21日 19時00分キックオフ RB大宮 0-3 富山 NACK5スタジアム大宮】

 3対0で勝った試合後、カターレ富山の安達亮監督は「サッカーは怖い」と話した。勝利チームの監督でありながら、「勝って嬉しいけれど、単純に喜べない」とも話した。

 10月21日に行なわれた26/27明治安田J2リーグで、ここまで4位の富山は2位のRB大宮アルディージャと対戦した。どちらも主導権を保持する戦いを志向するが、前半の富山はRB大宮に圧倒された。自陣から前進していくスタイルを、まったくと言っていいほど表現できなかった。前半のかなりの時間帯は、相手の攻撃を跳ね返すことに費やされた。

 敵地NACK5スタジアム大宮のピッチは芝生が剝がれやすく、安達監督は「若干気になりましたね。パススピードを上げるとか、コンビネーションを発揮しにくいグラウンドではありました」と話した。

 しかしながら、それが前半の苦戦の主因でないとしている。ショートパスをつないでいくサッカーの中心となるMF谷本駿介(25歳)と竹中元汰(23歳)のダブルボランチが、相手のハイプレスを受けてボールを動かすことに苦しんだ。敵陣へ侵入してサッカーをすることが難しかったのである。

 前半のうちに失点していたら、RB大宮に勝点3を持っていかれたに違いない。しかし、相手がラストパスやシュートの精度を微妙に欠いたことで、0対0のままハーフタイムを迎えることができた。GK平尾駿輝(23歳)が18分のピンチを防いだことも、チームを助けただろう。

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