■エースが躍動!7日間で3試合を戦った南ベトナムとの激闘
翌9月9日、南ベトナムが初めて舞台に立つ。地元香港の登場に、ガバメント・スタジアムは三たび3万人の観衆で埋まったが、南ベトナム戦を残して1勝1分けとなった韓国に追いつくのは難しくなったことで気落ちしたのか、香港は低調なプレーに終始し、それに救われた南ベトナムが終了直前、後半39分のゴールで2-2の引き分けに持ちこんだ。
南ベトナムは「中2日」でイスラエルと戦い、ステルマッハに2点を許して1-2の敗戦。そしてさらに「中2日」で、9月15日、大会最終日に韓国と当たるタフな日程を強いられた。しかしイスラエル戦から「中6日」の韓国に対し勇敢に立ち向かった。もし南ベトナムが勝てば、優勝はイスラエルの手に落ちる…。
前半5分に韓国の成楽雲が先制したが、ベトナムも20分にトライ・バン・ダオが決めて1-1とする。しかし韓国はPKのチャンスをつかみ、後半1分に禹相権が決めて2-1とする。すると後半11分にレ・フウ・ドクが再び試合を振り出しに戻す。
しかしここで「7日間で3試合目」(ベトナム)と「8日間で2試合目」(韓国)との差が出る。後半17分にエースのFWチェ・ジョンミン(崔貞敏)、1分後に禹相権とたたみかけ、一気に4-2と差を広げる。だが南ベトナムはあきらめることを知らない。その5分後、レ・フウ・ドクの得点で追いすがる。ようやく韓国が後半26分に崔貞敏のゴールで5-3とすると、さしもの南ベトナムも力尽きたのである。




































