【26/27J2「第11節」カターレ富山vs湘南ベルマーレ「徹底分析」】上位対決は1対1のドローに 富山は縦パスから一気に加速する攻撃…シュート数で圧倒も勝点3を取り逃がす【戸塚啓のJ2のミカタ】(1)の画像
現在4位につけるカターレ富山 撮影/中地拓也

■富山がシステム変更の湘南を攻略

【J2リーグ第11節 10月17日 18時00分キックオフ 富山 1-1 湘南 富山県総合運動公園陸上競技場】

 注目の上位対決は、互いに譲らずドローゲームとなった。

 26/27明治安田J2リーグは、10月17、18日に11節を消化した。前節まで4位のカターレ富山は、6位の湘南ベルマーレとホームで対戦した。

 安達亮監督(57歳)が指揮する富山は、3-4-2-1のシステムでポゼッションスタイルを指向する。ボール支配率、パス総数、パス成功率、クロス総数、チャンスクリエイト総数といったスタッツでリーグ上位の数字を弾き出している。7節から元韓国代表MFチョン・ウヨン(36歳)が離脱しているものの、チームは機能性を維持している。スタメンをほぼ固定しながら、戦うことができている。

 この試合では湘南が3バックにシステムを変更してきた。富山は相手のアンカーの左脇のスペースを突く。4分、左シャドーのキム・テウォン(21歳)が湘南の右シャドー、右ウイングバック、アンカーの間でボールを呼び込み、そのままドリブルで持ち込んでフィニッシュへつなげた。

 31分の先制ゴールも、アンカーの左脇のスペースを使った。司令塔の谷本駿介(25歳)が右サイドから斜めの縦パスを入れると、CF古川真人(24歳)がキム・テウォンへ落としてペナルティエリア内へ侵入する。U―21韓国代表が丁寧なラストパスを通すと、古川がふわりと浮かしたシュートでGKを無力化したのだった。

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